4歳クラス 森の案内人さんと自然遊びを行いました☆

みなみ若葉

4歳クラス 森の案内人さんと自然遊びを行いました☆

森の案内人さんをお招きして、秋の自然を感じる素敵な活動を行いましたよ!

活動に入る前、最近ニュースでもよく耳にする熊のお話を真剣に聞きました。

案内人さんが見せてくれたのは、本物の熊の手の剥製です。子どもたちはドキドキしながら触ってみましたが、指の数は私たち人間と同じなのに、爪の形や大きさ、鋭さが全く違うことに気づきました。この鋭い爪で引っかかれたら大怪我になってしまうこと、熊の力を肌で感じ、「だから熊には近づいてはいけないんだ」ということを、しっかりと学ぶことができました。

探検のスタートです。案内人さんが、自然園に生えている「ギシギシ」という名前の雑草を見せてくれました。このギシギシの葉っぱを使って、10円玉をこすってみると、少しピカピカになることを教えてもらいました。

ぶどう棚のところでは、「実は、ぶどうの実と同じように、葉っぱや茎も甘酸っぱい味がするんだよ」という興味深いお話を聞きました。子どもたちは「えー、そうなの!?」と驚き、身近な植物の新しい側面に目を輝かせていました。

「どうして栗は茶色なのかな?」という質問に、「美味しそうに見えるから」「木の色が茶色だから!」など、子ども達は想像力を働かせて答えました。

その秘密は、栗を食べるリスなどの小動物が冬に備えて食べ物を地面に隠しますが、隠した場所を忘れてそのままになることが多く、その栗から芽が出て、新しい栗の木が増えることができると言われているそうです。

「なるほど!栗は木を増やすために茶色なんだ!」と、子どもたちは驚いていました!

場所をホールに移した後も、楽しい学びは続きます。

森の案内人さんが持ってきてくださった、カエデの種の動きや、松ぼっくりの秘密に、子どもたちからは歓声が上がりました。

そして、いよいよお待ちかねの活動です。

園庭や自然園で自分たちが見つけた葉っぱ、そして案内人さんが用意してくださった大小さまざまな、面白い形の葉っぱを使って、「葉っぱのスタンプ」に挑戦しました。

「どの葉っぱにしようかな?」「色は何色にしよう?」と真剣に選び、慎重にインクをつけ、ペッタン!

綺麗な葉脈の模様が紙に映し出されると、「わー、できた!」「きれいな形!」と、大満足の笑顔。自分で選んだお気に入りの葉っぱで、素敵な模様をたくさん押すことができました。個性あふれる、世界に一つだけの作品が完成しました。

いつも遊んでいる園庭や自然園ですが、自然に触れる中で、子どもたちの「なぜ?」という探求心と、「できた!」「楽しい!」という達成感や満足感が、いっぱいの一日となりました。